鮫洲試験場と府中試験場、どちらで受けるべきか?どちらが合格しやすいのか?
免許のうっかり失効・取消しで、運転免許証を一発試験で取直すには、鮫洲免許センター・府中免許センターのどちらで受験すべきか?お客様からよく質問をいただきます。
結論から述べます。
◆鮫洲試験場で合格できる人・・・
府中試験場でも合格できます!!
◆府中試験場で合格できる人・・・
鮫洲試験場でも合格できます!!
これが当社の答えです。
ただ、注意点が一つあります。
それは、路上本試験コースの道路環境の違いです。そこを踏まえて、比較検討するのが良いと思います。
鮫洲試験場、本免許の路上試験コース特徴
鮫洲試験場の本免路上試験コースは、交通量の多い複数車線の割合が多いですね。車線変更を伴う右折・左折がありますので、変更のタイミングを見極める判断力が問われます。
路上駐車も多いため、側を通過する際の安全な間隔を確保することもポイントになります。
また、交差点を渡る歩行者が多く、交差点全体を見渡せる視界の広さが必要です。(歩行者の見落としは厳禁)
その他、車線を区切る白線の消えかけている道路もあり、「知らぬ間に白線を踏んでいた・・・」といった状況になることもあります。
府中試験場、本免許の路上試験コース特徴
鮫洲と比較して、府中の試験コースは非常に広範囲に設定されています。そのため、鮫洲と同じ練習量ではすべてのエリアをカバーすることができないのがマイナス面です。
よく「鮫洲より府中の方が、人や車の量が少ないので合格しやすい。。。」などと言われますが、そんなことはありません。確かに走る場所によって多い少ないの差はあります。が、試験コース全体でみればドチラも大差ありませんので、誤解されないほうが良いです。
試験コースの特徴としては、
・対向車とのスレ違いを慎重に行う必要がある狭い道
・交通量の多い、大型幹線道路
など、変化に富んだ道路環境です。そのため「車両の大きさを把握する車体感覚」はもちろん、鮫洲でも必要な「車線変更の見極め力」など総合的は判断力が必要です。
正直に言いまして、試験当日に当たった試験エリアで難易度が大きく変わります。(簡単なエリアにあたると良いのですが。。。)
また、信号のない横断歩道が非常に多く存在します。(30カ所以上)信号のない横断歩道で、歩行者の見落とし、歩行者を保護・横断を優先させない場合は、一発アウト。横断歩道の存在・歩行者の存在を見落とさない、視野の広さが必要です。
このように、それぞれ道路の特徴が異なりますので、単純比較ができません。ですが、一発合格するために必要なことは、鮫洲試験場でも府中試験場でも同じです。
それは何か
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一発免許に合格するために、外せないこと
(1)採点基準を、しっかり把握する。
自分の運転は、その基準に沿った運転ができているか?を知ること。
(2)試験コースの特徴を知る
コースの特性から、どんな場面で減点されやすいか?を知ること。
この2点です。
鮫洲と府中のどちらで受けても、やることは一緒です。ですから、どちらで受けるかは、通い易い方を選ぶつもりでよいと思います。
もし、直接受験ではなく、事前練習を非公認教習所で行う場合は注意が必要です。
未公認教習所を選ぶ際には、鮫洲試験場コースを熟知している自動車学校、府中試験コースを熟知している自動車学校で練習することが重要になってきます。
当社によく、問い合わせがあります。
「府中試験場で、路上試験を受けているのですが合格できません。受験地を鮫洲に変えて、一度教習をお願いしたいのですが・・・」
「鮫洲試験場の一発免許に合格できません。府中に切り替えれば合格できますか?・・・」
鮫洲試験場、府中試験場。
どちらの対策教習を日々行う当社の回答は
↓↓
「誠に申し上げに難いのですが、受験地が原因で不合格になったのでは無いと思います。
単純に、採点基準に沿った運転ができていないことが原因です。
受験地を変えることも一つの方法ですが、やはり
・採点基準に沿った運運転
を習得しなければ、どちらで受験しても合格できないと思います。
もし当社で受講するのであれば
・採点基準と、アナタの運転のどこが違うのか?
を徹底的に見極めて、修正する教習を行わせていただきます。」
という回答です。
■仮免許試験コースの比較はできませんので、後日、改めてお話しします。
と言いますのは、現在、鮫洲試験場の仮免許試験コース場は建設途中でして、平成29年3月末に完成予定です。その試験コースが完成し実際に目で見てみませんと、府中試験場との比較ができないためです。